2009年 01月 28日
アメリカとは何か。 |
突然ですが、なにもなかったように、ブログ再開です。
アメリカとは、人工的につくった国です。
ヨーロッパから追われた新教徒たちが、未来の希望をもとめて
はじめた国家。だからスローガンとか理念がないと、成り立たない。
自由の国とか、強いアメリカとか。
常になにかに憑かれたれたように、走りつづける「運動体」です。
止まると死んじゃうサメみたいなもんです。
一方日本は、日本列島があって、それで終わり。
日本で生まれたから、日本人。だから宗教も理念もないも
なくても、生きていることだけで生きていける。
最近、読んだ本にまったく同じことが書いてあって、びっくりしたのですが
アメリカは「becoming」(なる)、日本は「being」(ある)
※「第三次世界大戦」佐藤優、田原総一郎 参照
で、気がついたのですが、僕らと今の若い人たちの違いに近いのかなと。
僕らは「becoming」。いまの20代、30代は「being」。
僕は、田舎から出て来ているので、東京きた瞬間に、山形にいたときより
いきなり貧乏になります。それはすべて東京の家賃の高さからきます。
広くなればなるほど、どんどん高くなる。だから、なんとかお金もちに
なろうとするしかない。なにかに「なりたい」。僕の場合は、
コピーライターになって、糸井さんみたいになりたーい。女優さんと
結婚したーい。という方向に目標とか、夢とか持つわけですが、
そのためには、どんな苦労もしょうがない。
いわゆる「田舎もののど根性」というやつです。
僕より若い友人達を見てて思うのですが、あんまりなににもなりたそうじゃない。
「being」というか、自分はこうなんだから、自分らしくあればいい。
そんな感じがして。東京で生まれた彼らは、生きているだけで東京人で、
僕ら山形人は、なにかに向かってないと東京人(横浜人)になれない。
なんにもしないんだったら、わざわざ苦労してこっちにいる理由がない
わけです。というかしつづけないと「食っていけないんだよー」です。
あんまりなんにもしなくても、食っていけるので、就職しなくても
なんとかなった。いままでは。でも、いま景気が悪くなってそうも
言ってられなくなってきたように思います。
麻生さんが、ハローワークで「ただ会社を紹介してくれと言っても、
困る。なにか目標とか夢とかないと・・・」と言って「そんな場合じゃ
ないだろ」と大顰蹙をあびてますが、この件に関しては麻生さんに
賛成です。(ほかのことは、馬鹿みたいと思ってますよ)
あのニュースは何度も流れたので、見ていたのですが、あのあとの
場面で、相談者が「できれば六本木とかで働きたい」。
麻生さんが「なんで」と聞くと「なんとなく、おしゃれそうだし」
って答えていたんですよ・・・。なにそれ。
アメリカでいうと、今は東海岸から始まったフロンティア精神が
西海岸まで行き着いちゃって、もう夢がなくなったという状況に
今の日本は似ているのかもしれません。
若いみなさーん。
フリーのコピーライターになりましょう。
独立できますよ。(フリーだからあたりまえか)
自分のコピーが掲載されるとうれしいですよ。
マックひとつあれば、いいんですから。
楽するのやめましょう。
マリノスの観戦だってそうですよ。
すごく弱い相手に楽勝するより
アントとかレッズみたいに強い相手に
苦労して逆転勝ちした時のほうが
快感はすごく強いんですから。
ひさしぶりの更新で、いささかまとまりがない
文章ですが、とりあえず、
「小林事務所は、とっても元気です。」
ということで、また今度です。
↑ ランキングに参加しています
今年は生まれて何度目かの年男だよ、クリクリクリック!
アメリカとは、人工的につくった国です。
ヨーロッパから追われた新教徒たちが、未来の希望をもとめて
はじめた国家。だからスローガンとか理念がないと、成り立たない。
自由の国とか、強いアメリカとか。
常になにかに憑かれたれたように、走りつづける「運動体」です。
止まると死んじゃうサメみたいなもんです。
一方日本は、日本列島があって、それで終わり。
日本で生まれたから、日本人。だから宗教も理念もないも
なくても、生きていることだけで生きていける。
最近、読んだ本にまったく同じことが書いてあって、びっくりしたのですが
アメリカは「becoming」(なる)、日本は「being」(ある)
※「第三次世界大戦」佐藤優、田原総一郎 参照
で、気がついたのですが、僕らと今の若い人たちの違いに近いのかなと。
僕らは「becoming」。いまの20代、30代は「being」。
僕は、田舎から出て来ているので、東京きた瞬間に、山形にいたときより
いきなり貧乏になります。それはすべて東京の家賃の高さからきます。
広くなればなるほど、どんどん高くなる。だから、なんとかお金もちに
なろうとするしかない。なにかに「なりたい」。僕の場合は、
コピーライターになって、糸井さんみたいになりたーい。女優さんと
結婚したーい。という方向に目標とか、夢とか持つわけですが、
そのためには、どんな苦労もしょうがない。
いわゆる「田舎もののど根性」というやつです。
僕より若い友人達を見てて思うのですが、あんまりなににもなりたそうじゃない。
「being」というか、自分はこうなんだから、自分らしくあればいい。
そんな感じがして。東京で生まれた彼らは、生きているだけで東京人で、
僕ら山形人は、なにかに向かってないと東京人(横浜人)になれない。
なんにもしないんだったら、わざわざ苦労してこっちにいる理由がない
わけです。というかしつづけないと「食っていけないんだよー」です。
あんまりなんにもしなくても、食っていけるので、就職しなくても
なんとかなった。いままでは。でも、いま景気が悪くなってそうも
言ってられなくなってきたように思います。
麻生さんが、ハローワークで「ただ会社を紹介してくれと言っても、
困る。なにか目標とか夢とかないと・・・」と言って「そんな場合じゃ
ないだろ」と大顰蹙をあびてますが、この件に関しては麻生さんに
賛成です。(ほかのことは、馬鹿みたいと思ってますよ)
あのニュースは何度も流れたので、見ていたのですが、あのあとの
場面で、相談者が「できれば六本木とかで働きたい」。
麻生さんが「なんで」と聞くと「なんとなく、おしゃれそうだし」
って答えていたんですよ・・・。なにそれ。
アメリカでいうと、今は東海岸から始まったフロンティア精神が
西海岸まで行き着いちゃって、もう夢がなくなったという状況に
今の日本は似ているのかもしれません。
若いみなさーん。
フリーのコピーライターになりましょう。
独立できますよ。(フリーだからあたりまえか)
自分のコピーが掲載されるとうれしいですよ。
マックひとつあれば、いいんですから。
楽するのやめましょう。
マリノスの観戦だってそうですよ。
すごく弱い相手に楽勝するより
アントとかレッズみたいに強い相手に
苦労して逆転勝ちした時のほうが
快感はすごく強いんですから。
ひさしぶりの更新で、いささかまとまりがない
文章ですが、とりあえず、
「小林事務所は、とっても元気です。」
ということで、また今度です。
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by kobayashi-10
| 2009-01-28 00:10
| 21世紀を社会学